ご無沙汰しておりました! 応援ねっと編集部です。
今回は、先月の31日に開催した『第14回千葉県北西部不登校支援団体交流会』の記録となります。
第14回目となる今回の交流会のテーマは『行政との連携』です。
居場所や親の会を運営されている方々、スクールソーシャルワーカーさんなど45名の支援団体関係者様にご参加いただきました。
それでは、振り返っていきます。
フリースクールネモ・松島さんによる基調講演「行政とどうつながるか?」
まず初めに、フリースクールネモの松島さんのお話を聴かせていただきました。
松島さん自身も不登校を経験したことからフリースクールスタッフなどを経て、フリースクール全国ネットワーク事務局長として「教育機会確保法」制定の運動に従事してきました。
今回の講演では、実際に各地域で敷かれている制度などの内容を踏まえつつ、現状どういうことで行政と連携できるのか、また、どのような体制であれば連携しやすいのかなどをお話していただきました。
連携をするうえでの負担や必要性の有無などもある中で、子ども達の選択肢を広げる環境作りについて改めて考えるきっかけになるような松島さんのお話はとても勉強になりました。
交流タイム
※プライバシーの観点からモザイク加工をさせていただいております。
講演の次は、数名ずつでグループに分かれ、各参加者さんなりの連携について話し合いました。
既に連携をしていることがあればその内容についてお話を聴いたり、どのようなことで連携していきたいかなど、各参加者さんそれぞれの考えが飛び交いました。
現代だからこそ実現できそうなユニークなアイデアなども聴く事ができたり、聴いていると地域としても学校に行かない/行けないという事柄について関心が高まりつつあるような印象もありました。
最後は、皆様が感じる理想の連携などを紙に書いてもらい、他のグループの方も見れるよう掲示して共有しました。この共有するための掲示板の前はとても大盛況でした。嬉しいです。
交流会を終えて
時間の都合上、閉会間際は慌ただしくなってしまいましたが、今回も参加された方々から貴重なお話をたくさんお聴きできたと思います。
主催という立場ではありますが、私達としても勉強させていただくことばかりで、毎回多くの方にご参加いただけるのは非常に有り難く思います。
運営方法なども少しずつブラッシュアップしていきながら、これからもこの交流会を開催し続けたいと思っておりますので、次回の開催もお待ちいただけると嬉しいです。
また次の交流会でもよろしくお願いいたします♪
不登校親子応援ねっと 編集部
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